「低血糖症」について|うつ病、適応障害、パニック障害の改善

心の栄養療法 ─ うつ病、適応障害、パニック障害の改善に役立つ”栄養素”について紹介します。

甘いものが好きな人は要注意!「低血糖症」によるうつ症状

甘いものが大好きで、ご飯やパン、麺類をよく食べる人に多いのが「低血糖症」による気分の不調です。

以下のような症状があれば、低血糖症の可能性があります。

・おなかがすくと、イライラして集中力がなくなる
・甘いものが無性に食べたくなる
・ささいなことで怒りがこみあげる
・頭痛が起こりやすい
・食事後1時間くらいすると眠くなり、やる気が出なくなる
・急に泣きたくなったり、気分が落ち込む
・体重が増えている
・食事後、体がだるくて重くなる
・手や指が震えることがある

おにぎりだけの食事や麺類、パンなど炭水化物(糖質)にかたよった食事をすると、血糖値が乱高下して脳が疲弊してしまいます。

また、間食にチョコレートやケーキなど甘いお菓子を多く摂っても血糖値が乱れます。

「低血糖症」のメカニズムと治療法

急激に血糖値が上がるとインスリンを分泌して血糖値を下げますが、血糖値が下がりすぎるとアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。イライラや気分の落ち込み、手の震えが出るのは、アドレナリンやノルアドレナリンの影響によります。

低血糖症になると、うつ症状が出るため「うつ病」と誤診される場合があります。低血糖症はうつ病ではありませんから、当然、抗うつ薬や抗不安薬の服用で治ることはありません。低血糖症の治療の基本は、炭水化物(糖質)の制限と運動療法です。

以下の動画では「低血糖症」のメカニズムが分かりやすく説明されています。精神科医の廣瀬久益氏による講話です(29分34秒)。


< 心の栄養療法 >

うつ病、適応障害、パニック障害の改善に役立つ”栄養素”についてまとめました。

栄養療法①「鉄分」について
栄養療法②「ビタミンB群」について
栄養療法③「たんぱく質」について
栄養療法④「カルシウム・亜鉛」について
栄養療法⑤「低血糖症」について
栄養療法⑥「オメガ3脂肪酸」について