
カウンセリングについて
当オフィスでは「統合的心理療法」という方法を基にカウンセリングを行っています。
「統合的心理療法」とは?
「統合的心理療法」とは、複数の心理学理論/技法を組み合わせた心理療法のことをいいます。
この心理療法では、相談される方の性格や相談内容に合わせて心理技法を選択できるため、より柔軟で効果的なカウンセリングが可能になります。
基本の技法は「パーソンセンタード アプローチ」
当オフィスの「統合的心理療法」は、以下の4つの心理療法を組み合わせたものです。
- 「パーソンセンタード アプローチ」
- 「認知療法/認知行動療法」
- 「精神分析的心理療法」
- 「マインドフルネス心理療法」
この中で「パーソンセンタード アプローチ」という心理療法をカウンセリングの中心に据えています。
*各療法については、ページ下で解説しています
カウンセリングでは何をするの?
カウンセリングでは、何か特別なことをするわけではありません。カウンセラーと一緒に様々なテーマについて話し合っていきます。
来談される方だけが一方的に話すのではなく、カウンセラーも思ったこと、感じたことなどを自由にお話をします。
また、話の流れに合わせて、心理学の知識や技法についてお伝えすることもあります。
カウンセリングでは、どんなお話をするの?
カウンセリングの中で話す内容については、何も決まりはありません。
悩んでいる人間関係や仕事のこと、最近の出来事、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと、不安に思っていることなど、どのようなことでもかまいません。
もちろん、カウンセラーに質問をしてもかまいません。カウンセラーの意見や考えを聞きたいときは、ご遠慮なくお尋ねください。
カウンセリングがすすむと、どんな変化が起こるの?
カウンセラーと一緒にさまざまなことを話し合い、考えていく中で、ご自身の心の中にさまざまな思いがあることに気づいていきます。
今まで気づかなかった自分の気持ちを発見して驚くこともありますし、今まで忘れていた出来事を思い出して泣きたくなることもあります。
カウンセリングが進み、自分自身への理解が深まるにつれて、不安、憂うつ、焦り、イライラといったネガティブな感情が消えていきます。
日常の場面で反射的に出ていた不快な気分や感情が出なくなることで、人間関係が楽になり、穏やかな気持ちで毎日を過ごせるようになります。
(このような変化は自然に起こるもので、意図して感情をコントロールするわけではありません。)
そのような気持ちの変化によって、悩みや症状が消えていきます。
よくあるご相談の例
当オフィスでは、主に18歳以上の方を対象にカウンセリングを行っています。
下記は、当オフィスでよくあるご相談の例です。
性格・考え方・生き方
- HSP
- 生きづらさを感じている
- パーソナリティ障害
- 自信が持てない
- 白黒思考
- 不安や後悔の考えが止まらない
- 雑談することが苦手
- 恋愛がうまくいかない
- やりたいことが分からない
- 考え方、性格を変えたい
家族関係・仕事
- 親子関係
- 夫婦関係
- アダルトチルドレン
- 共依存、愛着障害
- 結婚、離婚、別居
- 職場での人間関係
- パワハラや嫌がらせ
- 仕事がつらくて辞めたい
- 仕事でミスばかりする
- 仕事にやりがいが感じられない
- 休職中、復職準備中
精神症状の悩み
- うつ、適応障害
- 不安、イライラ、焦り
- 対人緊張、対人恐怖
- パニック、過呼吸
- 強迫観念、強迫行為
- 不眠、早朝覚醒
- 気分の波が激しい
- 発達障害 (ADHD/ASD)
- トラウマ
- 依存症
- 恐怖症
- 薬をやめたい
カウンセリング料金
・初回相談 8,000円/50~60分(税込)
・2回目以降 8,000円/50分(税込)
*上記以外の費用は一切かかりません。
初回相談について
初回相談では、お困りのこと、悩んでいる症状などについてお話を伺います。時間を十分にお取りしていますので、焦らず、ゆっくりとお話をして頂けます。
詳しくお話をうかがい、心理療法やカウンセリングについてご説明します。また必要に応じて、ご相談内容に関連する心理学の知識や情報をお伝えします。
ご相談の中で不明な点がありましたら、どうぞご遠慮なくカウンセラーにお尋ねください。
予約~カウンセリング開始までの流れ
STEP1. ご予約・お申込み
「ご予約のページ」よりお申込みください。
24時間いつでもご予約いただけます。

STEP2. 初回相談
ご予約の当日は、予約時間の5分前~ちょうど頃にお越しください。
*当オフィスは待合室がございません。ご不便をおかけしますが、ご来室の際は時間の調整をお願いします。
最初に簡単な申込書に記入して頂き、ご相談内容についてお話しを伺います。
面談終了後、カウンセリング料のお支払いをお願いします。

STEP3. 日程の調整
カウンセリングを継続する場合は、以降の日程について相談します。

STEP4. カウンセリングの開始
2回目以降のカウンセリングでは、初回相談の内容に加えて、さまざまなテーマについて話し合っていきます。
よくあるご質問 Q&A
Q. どんな人が相談に来ますか?
女性の方が多くお越しになります。
割合としては、女性が7割、男性は3割くらいです。
年代は10代~70代まで幅広いですが、20代~50代の方が多いです。
Q. 心療内科に通院中ですが、カウンセリングを受けることはできますか?
はい、通院中の方もたくさんお越しになります。全体の7割くらいの方が通院・服薬されています。
Q. 相談室ってどんな場所ですか?
当オフィスは、大通りに面したマンションの一室にあります。建物内は人の出入りは少なく、とても静かです。
建物内で人と出会うことはほとんどありませんし、相談室の表札は出していませんのでカウンセリングに来ていることは誰にも知られることはありません。
Q. メモを見ながらお話ししても大丈夫ですか?
はい、もちろんかまいません。
お話する内容を紙やスマートフォンにまとめて来られる方もいらっしゃいます。
Q. 家族や会社に内緒でカウンセリングを受けることはできますか?
はい、できます。
来談される方の承諾なしにご家族や会社、主治医に連絡を取ることは決してありません。
また、相談内容や個人情報につきましては守秘義務が法律で定められていますので、関係のない第三者に情報が渡ることは一切ありません。
Q. 夫婦、親子、恋人同士で相談に行っても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
主に相談される方と、もうお一人同席していただけます。追加料金はかかりません。
Q. 一度だけのカウンセリング(初回相談のみ)でも受けることはできますか?
はい、もちろん一度だけのご相談も喜んでお受けしています。カウンセラーから無理にカウンセリングの継続を勧めることはありません。
Q. カウンセリングを続ける場合、どれくらいの間隔で通うのが良いですか?
ご希望に合わせて行っています。どれくらいの間隔が良いか迷われましたら、カウンセラーにご相談ください。
Q. カウンセリングは毎回決まった日にするものなのですか?
カウンセリングは通常、曜日と時間を決めて行います。
時間の枠を決めることは、安定したカウンセリングを進めていく上でとても重要です。
仕事や育児などの都合で時間を決めることが難しい場合は、一度ご相談ください。
Q. どれくらいの期間、回数で良くなりますか?
個人差はありますが、5~10回のカウンセリングで気分や体調の変化を体感いただけるかと思います。
カウンセリングの終了(終結)までの期間は人により大きく異なります。
数回のカウンセリングで気持ちが落ち着いて終結となる場合もありますが、多くの方はじっくり時間をかけて取り組んでいきます。
Q. クレジットカードは使えますか?
はい、お使い頂けます。
詳細はこちらをご覧ください。
Q. キャンセル料はかかりますか?
キャンセル料は頂いておりません。

4つの心理療法について
当オフィスで行う4つの心理療法について、簡単にご説明します。
- 「パーソンセンタード アプローチ」
- 「認知療法/認知行動療法」
- 「精神分析的心理療法」
- 「マインドフルネス心理療法」
パーソンセンタード アプローチとは?
自由で主体的な表現を通して「自己受容」をうながす心理技法。
感情、感覚を大切にし、自らの素直な思いを言葉にしていくことで、自他への寛容な心が育まれます。
「人間性中心療法」「来談者中心療法」といった名称でも呼ばれます。
来談者は話したいと思うことを自由にお話をし、カウンセラーとの自然な対話の中で、様々な気づきを得ることで悩みや症状の改善を目指します。
認知療法/認知行動療法とは?
表面化している問題に焦点を当て、そこに働きかける「問題解決型」の心理技法。
行動面を重視し、様々な経験を通して、自らの「考え方」や「思い込み」に気づいていくことを目指します。
思い込みに気づき、それをより現実的で適応的な考え方に変えることで、物事の見え方、感じ方が自然に変わります。
そのような変化によって、生活の中でのストレスが小さくなり、人間関係や仕事にうまく適応できるようになります。
マインドフルネス心理療法とは?
『マインドフルネス』とは、心が「今」に集中している状態を表す言葉です。
私たちは、今この瞬間を生きているように見えても、実は多くの時間を過去や未来のことを考え、頭の中で「さまよっている」状態になっています。
特に過去の挫折、将来の不安など、否定的なことを考えれば考えるほど、それらの思考に強く囚われ、頭の中でさまよう時間は長くなってしまいます。
自らの思考の中で不安を作り出し「自分で自分を苦しめている」ことに気づくことがマインドフルネスの目的です。
カウンセリングの流れに合わせて、マインドフルネスの考え方やエッセンスについてお伝えしています。
参考|心理療法についての情報
<心のコラム>
「パーソンセンタード・アプローチ」とは?
「認知行動療法のメリットとデメリット」
<日本臨床心理士会(外部リンク)>
「来談者中心療法・カウンセリング」とは?
「認知行動療法」とは?
「行動療法」とは?
ご相談可能な疾患・症状
当オフィスからのお約束
お越しになるすべての方に対して、誠実な気持ちでお迎えいたします。
