
カウンセリングについて
カウンセリングは、カウンセラーとの安全な関係の中で、自分自身のことを振り返っていく営みです。
家族のこと、生い立ちのこと、学校や仕事、現在の人間関係などについて振り返り、カウンセラーの助けを借りながら自分自身のことを考えていきます。
当相談室では、パーソンセンタード アプローチという心理療法を基本としています。
この療法では、カウンセラーとの自由な対話をとおして、さまざまな気づきを得ることで悩みや症状の改善を目指します。
カウンセリングの中では、話したいと思うことを自由にお話しください。
生活の中でふと気づいたこと、考えたこと、うれしかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと、どのようなことでもかまいません。
カウンセラーと一緒に時間を過ごす中で、ご自身の素直な思いにふれることができます。
今まで忘れていた大切なことを思い出すかもしれませんし、これまで気づかなかった新しい自分に出会えるかもしれません。
自分のことを深く理解できるようになると、自然と自分を大切に思えるようになります。
そして少しずつ人の目を気にせず楽にいられるようになり、自分のやりたいことができ、自分らしく生きられるようになります。
ご相談内容について
相談室では、主に18歳以上の方を対象にカウンセリングを行っています。
主なご相談内容
- 親子関係、夫婦関係の悩み
- 性格の悩み
- 職場や学校がつらい
- 恋愛、結婚、離婚についての悩み
- 発達障害、HSP、AC かもしれない
- うつ病、適応障害、双極性障害
- 対人恐怖、パニック障害、強迫性障害
- ストレスが原因の体調不良
- 不安や緊張が強い
- 転職、復職がうまくいかない
- 自己否定の気持ちが強い
- やる気が出ない
- 大切な人やペットを失った
- 進路に迷っている
- これからの生き方について考えたい

初回相談について
初回相談では、お悩みのことについてお話をうかがいます。
現在の状況やこれまでの経緯について詳しくお話をお聞きし、悩みの改善にむけてどのような取り組みが可能かお伝えします。
分からない点がありましたら、どうぞご遠慮なくカウンセラーにおたずねください。
ご予約~カウンセリング開始までの流れ
STEP1.ご予約
ご希望の日時を、お問い合わせフォームにてお知らせください。
ご相談内容の説明は不要ですので、お気軽にお問い合わせください。

STEP2.初回相談
ご予約の当日は、予約時間の5分前~ちょうど頃にお越しください。
(当所は待合室がございません。ご不便をおかけしますが、ご来室の際は時間の調整をお願いいたします。)
最初に簡単な申込書に記入していただき、相談内容についてお話をうかがいます。
面談終了後、カウンセリング料のお支払いをお願いします。

STEP3.ご依頼
引き続きカウンセリングを希望される場合は、面談中もしくは面談終了後にお申し出ください。
以後のカウンセリングの日程について話し合います。

STEP4.カウンセリングの開始
2回目以降のカウンセリングでは、初回相談で話しきれなかったテーマについて話し合っていきます。

統合的心理療法について
当相談室の療法はパーソンセンタード アプローチを基本としていますが、カウンセリングの流れに合わせて他の心理療法を組み合わせることがあります。
主な心理療法は次の4つです。
- パーソンセンタード アプローチ
- 認知療法/認知行動療法
- 精神分析的心理療法
- マインドフルネス心理療法
このようにいくつかの療法を組み合わせる方法を「統合的心理療法」といいます。
それぞれの療法について以下に簡単に説明します。
パーソンセンタード アプローチ
自由で主体的な表現をとおして「自己受容」をうながす心理技法。
感情、感覚を大切にし、みずからの素直な思いを言葉にしていくことで、自他への寛容なこころが育まれます。
「人間性中心療法」「来談者中心療法」といった名称でもよばれます。
来談者は話したいと思うことを自由にお話しをし、カウンセラーとの自然な対話のなかで、さまざまな気づきを得ることで悩みや症状の改善を目指します。
<心のコラム>
「パーソンセンタード・アプローチ」とは?
認知療法/認知行動療法
表面化している問題に焦点をあて、そこにはたらきかける「問題解決型」の心理技法。
行動面を重視し、さまざまな経験をとおして、みずからの「考え方」や「思い込み」に気づいていくことを目指します。
思い込みに気づき、それをより現実的で適応的な考え方に変えることで、物事の見え方、感じ方が自然に変わります。
そのような変化によって生活のなかでのストレスが少なくなり、人間関係や仕事にうまく適応できるようになります。
<心のコラム>
「認知行動療法のメリットとデメリット」
マインドフルネス心理療法
『マインドフルネス』とは、心が「今」に集中している状態をあらわす言葉です。
私たちは、今この瞬間を生きているように見えても、実はおおくの時間を過去や未来のことを考え「頭の中でさまよっている」状態になっています。
とくに過去の失敗、将来の不安など、否定的なことを考えれば考えるほど「頭の中でさまよう」時間は長くなってしまいます。
みずからの思考のなかで不安を作り出し、自分で自分を苦しくしているのに気づいていくことが「マインドフルネス」の目的です。
相談室では、カウンセリングの流れにあわせて、マインドフルネスの考え方やエッセンスについてお伝えしています。
<外部リンク「日本臨床心理士会」>
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