
カウンセリングについて
「カウンセリング」は、カウンセラーとの対話を通して、自分自身を見つめ直していく取り組みです。子どもの頃のこと、家族のこと、現在の人間関係などを振り返り、カウンセラーの助けを借りながら自分自身のことを考えていきます。
カウンセリングが進み自己理解が深まるにつれて、自然と否定的な考えや感情にとらわれなくなります。気分の波が穏やかになり、仕事や人間関係が楽に営めるようになります。その流れの中で心身の症状は改善していきます。
初回相談について
初回相談では、人間関係や仕事、生き方、心身の症状など、悩んでいることについてお話を伺います。現在の状況やこれまでの経緯について詳しくお話をお聞きし、悩みの改善に向けてどのような取り組みが可能かお伝えします。ご相談の中で分からない点やご質問がありましたら、どうぞご遠慮なくお尋ねください。
カウンセリング理論について
当オフィスのカウンセリングは、主に以下の理論と技法をベースとしています。
・パーソンセンタード アプローチ
・精神分析的心理療法
・認知行動療法
・マインドフルネス心理療法
(このページの下で簡単に説明しています。)
ご相談内容
当オフィスでは、主に18歳以上の方を対象にカウンセリングを行っています。
さまざまな心の悩み、精神症状の問題に幅広く対応しています。
このような悩みをお持ちの方へ
・ 親子関係、夫婦関係、異性関係、職場の人間関係にストレスを感じている
・ イライラ、不安、気分の落ち込み、過度の緊張など、気分の波が激しい
・ うつ、不眠、パニック、適応障害、強迫性障害、双極性障害などで通院している
・ 発達障害やHSPの傾向がある、自分は他の人とどこか違うと感じる
・ 人生に方向性が見い出せず、生きることの意味がわからず悩んでいる
・ 薬だけでは十分に良くならず、症状を根本的に改善したい
・ 過去のつらい出来事を繰り返し思い出してしまう、その気持ちを整理していきたい
・ 自分自身のこと、これまでの生き方をじっくりと見つめ直したい
カウンセリング料金
・初回相談:60分 10,000円
・2回目以降:50分 8,000円
(税込み。上記以外の費用はかかりません。)

カウンセリングの理論と技法
当オフィスで用いる主要なカウンセリング理論について簡単に説明します。
「パーソンセンタード アプローチ」
自由で主体的な表現を通して「自己受容」をうながす心理技法。感情、感覚を大切にし、自らの素直な思いを言葉にしていくことで自他への寛容な心が育まれます。
「人間性中心療法」「来談者中心療法」といった名称でも呼ばれます。
来談者は話したいと思うことを自由にお話しをし、カウンセラーとの自然な対話の中で、さまざまな気づきを得ることで悩みや症状の改善を目指します。
「認知行動療法」
表面化している問題に焦点を当て、そこに働きかける「問題解決型」の心理技法。
行動面を重視し、さまざまな経験を通して自らの「考え方」や「思い込み」に気づいていくことを目指します。
思い込みに気づき、それをより現実的で適応的な考え方に変えることで、物事の見え方、感じ方が自然に変わります。そのような変化によって生活の中でのストレスが少なくなり、人間関係や仕事にうまく対応できるようになります。
「マインドフルネス心理療法」
『マインドフルネス』とは、心が「今」に集中している状態をあらわす言葉です。私たちは、今この瞬間を生きているように見えても、実は多くの時間を過去や未来のことを考え「頭の中でさまよっている」状態になっています。
特に過去の失敗、将来の不安など、否定的なことを考えれば考えるほど「頭の中でさまよう」時間は長くなります。
マインドフルネスの目的は、自らの思考の中で不安を作り出し、自分で自分を苦しくしているのに気づくことです。
当オフィスでは、カウンセリングの流れに合わせて、マインドフルネスの考え方やエッセンスについてお伝えしています。
詳しい内容については以下をご参照ください。
<心のコラム>
「パーソンセンタード・アプローチ」とは
「認知行動療法のメリットとデメリット」
<外部リンク「日本臨床心理士会」>
「来談者中心療法・カウンセリング」
「認知行動療法」「行動療法」
