うつ病のことを誰にどこまで話すべきか?

できれば誰にも知られたくない

家族がうつ病になったことを近所の人や親せきの人に伝えるかどうかは迷うところです。伝えるにしても、誰にどこまで詳しく話すかも迷ってしまいます。

本人はできるだけ人には知られたくないと考えます。親しい友人や職場の上司にもなかなか言い出せません。同居する家族にさえも隠そうとする場合も少なくありません。同様に家族も、信頼できる友人、親せき以外にはあまり知られたくないと考えます。

誰に伝えるかは、できる限り本人の気持ちを尊重して決めたいものです。本人が『誰にも知られたくない』という気持ちであれば、家族は極力それに合わせてあげるとよいでしょう。

関わりの深い人にだけ伝えればOK

一方で、周りの人に伝えていない(隠している)状況では、周りからの配慮や手助けが得られないので、生活や仕事に対してのストレスが大きくなってしまうという問題があります。

うつ病の回復には周り人の理解と協力が不可欠です。伝える相手は、同居の家族、職場の上司、親しい(信頼できる)友人など、最低限の人だけで問題ありません。本人の気持ちを尊重しつつ、関わりの深い人たちには必要に応じてきちんと伝えておく方がよいでしょう。

本人が職場に通っている場合は、上司にはできる限り詳しく状況を説明します(医師の見解や本人の状態など、詳しく伝えた方が理解が得やすい)。そうすることで療養休暇の許可を得やすくなり、また復帰後のことも相談しやすくなります。