周りの人が気づく「うつ病のサイン」

うつ病のサインを見逃さない

うつ病を発症してすぐの頃は、ほとんどの人は自分がうつ病にかかっていることに気づきません。体と気分の重さを感じていますが『疲れがたまっているだけ』と自分に言い聞かせ、体調の悪さがうつの症状によるものだとは思わないのです。

仕事がはかどらなくなりミスが増えても、自分の努力が足りないせいだと考え、誰にも助けを求めず頑張りすぎてしまいます。家事もきちんとやらなければと、自分にムチを打って頑張ってしまいます。しかし次第に無理がきかなくなり、頑張ることが難しくなります。

気分がひどく落ち込んでいる様子や、布団から出られなくなっている様子を見て、家族は異変に気づきます。治療開始が遅れると、それだけつらい期間が長くなりますし、回復にも時間がかかってしまいます。家族や周りの人は、よく様子を見て、できるだけ早く本人の不調に気づいてあげることが大切です。

では、うつ病のサインとはどのようなものがあるのでしょうか。よくある例を次に挙げてみましょう。

周りの人が気づく「うつ病のサイン」

  • 仕事でミスが増えている
  • 仕事が進まない、仕事に集中できないようだ
  • 身体のだるさ、腹痛、頭痛、頭重を訴える
  • 食欲がないようだ、または食欲がありすぎる
  • 人を避けるようになった
  • お酒を飲む量が増えている、毎日飲んでいる
  • 寝不足気味で、朝からつらそうな表情をしている
  • イライラして不機嫌そうだ
  • 精神的に不安定な様子が目立つ
  • 口数が減り、ため息をつくことが多い
  • 動きが緩慢になり、話し方がゆっくりになった
  • 外見や服装を気にしなくなった
  • 風呂に入らず、ひげもそっていない
  • トイレに行く頻度が増えている(頻尿、下痢になることがあるため)
  • 表情は暗く、無表情になっている
  • ぼんやりしていることが増えた

うつ病は早期発見、早期治療がとても大切です。上のようなサインが見られるようになったら、まず本人に休養をうながしましょう。休んでも調子が戻らなければ、早めに医療機関に受診をするようにすすめましょう。