気持ちがすれ違わないために|うつ病の人のサポート

お互いの気持ちがすれ違わないために

うつ病に苦しむ人は『この病気のつらさは誰にもわかってもらえない…』と思っています。

症状がとてもつらいうえに、それを誰にも分かってもらえないことで、さらに気持ちが沈んでしまいます。誰にも相談しなくなると、孤独を感じますます苦しくなります。

しかし周りの人たちは、うつ病の人のつらそうな様子を見て、何かできることをしてあげたいと思っているものです。けれども自分がうつ病を体験したことがないため、本人が感じている本当のつらさがわからず、戸惑っているのです。

身近な人ほど気持ちがすれ違いやすい

家族や友人、恋人など、身近な人がうつ病になったときほど、うつ病のつらさを軽く考えてしまいがちです。身近な人が苦しんでいる様子は見たくないものです。すぐに元気になってほしいと思ったり、サボっているだけじゃないかと腹を立てたり、つい本人のつらい気持ちを考えなくなります。そうなると、お互いの気持ちがすれ違ってしまい、理解し合うことが難しくなります。

身近な人がうつ病になったときに大切なことは、周りの人がうつ病に関する本を読んだり専門家の話を聞いたりして「うつ病の正確な知識をつける」こと。また、うつ病になった経験のある人が身近にいれば、その人の体験談を聞くことで、うつ病で苦しんでいる人の気持ちをより理解できるようになります。家族や周りの人が正確な知識を身につけるようになると、本人は『自分のことを理解してくれようとしている』と感じ、気持ちが楽になります。

気持ちがすれ違わないためのポイント

・本人は周りが思っている以上に苦しんでいることを理解する

・「つらさを分かってもらえない」ことが本人にとって一番つらい

・家族は、うつ病の人のつらさは「理解できない」ことを理解する

・周りの人がうつ病について正確な知識を身につけ、本人のつらさを「理解しよう」とする