共倒れにならないために|うつ病の人のサポート

共倒れにならないために大切なこと

うつ病の治療は長期にわたります。

一緒に暮らす家族が共倒れにならないためには4つのことが必要です。

① 正しい知識

② 治療者

③ 仲間、友人

④ できることは本人に任せる(干渉し過ぎない)

うつ病についての「正しい知識」を

うつ病はどのような病気か?
本人はどのようにつらいのか?
社会的にどのような支援を受けられるのか?
家族はどのような対応をするのがいいのか?
など正しい知識を得ることはとても大切です。

本、インターネット、医師、心理師、自助グループなどから信頼できる情報を得ることができます。ただし、インターネットの口コミの情報は偏っていたり、間違ったものもあるので注意が必要です。

「治療者」「仲間、友人」

うつ病の人を家族が自分たちだけで支えようと考えるのは賢明ではありません。

長い療養生活を覚悟し、専門家の話を聞きにいったり、同じ境遇の仲間と話をしたり、友人にグチを言ったりして、家族も心の健康を保つことが大切です。ためらわずに、治療者、仲間、友人の援助を求めましょう。

「できることは本人に任せる」

急性期(最も症状の重い時期)を除いて、本人の身の回りことで自分でできることは基本的に本人に任せた方がよいでしょう。

本人の状態をよく見て、何ができて何ができないかを周りが判断します。判断に迷ったら本人にたずねてみるとよいでしょう。

できることの例としては、カーテンを開ける(閉める)、たまねぎの皮をむく、テーブルを拭く、洗濯物を取り入れる、ゴミ出しなど。できないことの例としては、買い物に行く、掃除機をかける、布団を干す、料理をする、電話に出るなどです。ただし、これらはそのときの気分、体調に大きく左右されるものなので、無理をせずにできるか(できないか)本人と話をして確かめておくことが大切です。

少しでも自分の身の回りのことや家事の手伝いができると、本人の自己肯定感も高まります。また家族の負担も軽くなるので一石二鳥です。