87. 反応しない。対応する

高名な心理学者のロロメイはこう言った。

「人間の自由とは、行動の前にいったん立ち止まり、自分の対応を選べるということだ。」

「対応」の反対は「反応」だ。

反応するか、対応するかで、毎日が創造的になるかどうかが決まると言ってよい。

「反応」とは、腹立たしいメールを読んで、怒りをそのまま返信してしまうようなことだ。

つまり反応とは、感情的になることだ。

反応した結果、人間関係は悪くなる。

豊かな人間関係を築きたいのなら、反応ではなく、対応するように心がけなければならない。

相手とどんな人間関係を築きたいかを考え、その関係に近づく「対応を選ぶ」のだ。

対応することを心がけている人にだって怒りはある。

しかし、その感情に打ち勝ち、自分の意思で行動を選ぶ。

ロロ・メイの言葉にある通り「行動の前にいったん立ち止まること」がカギだ。

たいていの人は、とっさに感情的に反応するのが習慣になっている。

しかし、そこでいったん立ち止まれば、本当に大切なことを思いだす時間ができる。

立ち止まるためには、1つ深呼吸するといい。これで創造的なモードに入ることができる。

これができるようになると、相手の言動を個人的な攻撃のように受け取って反射的になるようなことがなくなる。だから、周囲の言動でむやみに傷つくこともなくなるのだ。