85. 自分の「真の実力」のことは考えない

私をコーチとして雇う人は、たいてい「ある嘘」を信じている。

私も以前はその「ある嘘」を信じていた。

だから私はクライアントの気持ちがよくわかる。

おかげで、効果的なコーチングを行うことができる。

「ある嘘」とは何か?

それは、「何かを行うには、それを行うだけの実力がなければならない」という嘘だ。

ウィンストン・チャーチルはこう言った。

「私はライオンではないかもしれないが、ライオンのように吠えることならできる。」

ライオンのように吠えるべきときに「自分は本当にライオンなのか?」などと悩む必要はない。

ただライオンのように吠えればいいだけだ。

ライオンの実力があるかどうかは関係ない。

ただやるだけだ。

「自分にその力はあるのか」ということばかり考えていると、行動を起こす前に疲れ果ててしまう。

それに「その力があるのか」を考えても、結論は出ない。

結論は、やらなければわからないのだ。

「あなたの真の実力」がどうであろうと、とにかく行動することならできる。

つまり「行動は、あなたの真の実力など気にしない」のだ。

この事実を忘れないようにしよう。