42. 毎朝、白いキャンバスに今日1日を描く

あなたの1日は、真っ白なキャンバスだ。そう考えれば、1日の過ごし方をもっと意識的に考えられるようになる。

1歩下がって客観的に眺めれば、自分のキャンバスにネガティブな事柄が描かれていることが見えてくるかもしれない。インターネットのゴシップ、テレビコマーシャルや凶悪犯罪のニュース、家族とのけんかで頭がいっぱいではいけないと気づくことができる。

自分のキャンバスに、ネガティブな事柄が描かれていたことに気づくということは、自を手に入れるということだ。それは、自分をよい方向に変える1日を選ぶ自由だ。

私たちの多くは、自分が犠牲者になっていることに気づいていない。そこにある雑誌を手に取り、手近にある食べ物を口に入れ、インターネットを漫然と眺め、電話をかけてきた人と話し、テレビをつけたらやっていた番組を何も考えずに見る。

しかし私たちには、そのすべてを変える力がある。自分の1日というキャンバスに、自分の好きな絵を描くことができる。その力をもっと自覚しなければならない。

最高の1日を描くこと、つまり最高の時間管理の習得には、自己啓発講師デニス・ディートンのセミナーがいちばん役に立った。

ディートンの教えの重要なポイントは、「人は時間を管理できない。私たちが管理できるのは自分自身だけ」ということだ。

ディートン流時間管理の基本は、理想の人生のビジョンを描き、それを実際に生きることだ。朝起きたら、目の前に真っ白なキャンバスがあると想像し、自分にこう質問しよう。

「私の今日を描くアーティストは誰だろう。周りの誰かか、それとも自分自身か。私がアーティストなら、私はどんな1日を描くだろう?」