40.「リラックス時間」を「考える時間」にする

リラックスには、自発的リラックスと受動的リラックスの2種類がある。

自発的リラックスには、トランプ、庭仕事、犬の散歩、チェスなどがある。テレビゲームも含まれると私は思う。テレビゲームのフットボールやホッケーはルールが複雑だ。チェスやクロスワードパズルのように「遊びの脳」を活性化させなければならない。

自発的リラックスでは、状況は常に変化するから、予測できない状況に対処しなければならない。だから、自発的リラックス活動は、創造性と知的なやる気を高める効果がある。

偉大な功績を残した人物は、この秘密を知っていた。

たとえば、ウィンストン・チャーチルは絵を描いてリラックスしたし、アルバート・アインシュタインはバイオリンを弾くのが趣味だった。

こうした活動は、脳のある部分を休ませ、他の部分を活性化させる効果がある。

だから彼らが本来の仕事に戻ったとき、リフレッシュされた脳は鋭敏に素早く回転した。

多くの人がより長い時間を費やすのは、受動的リラックスだ。

酒を飲んだり、タバコを吸ったり、エンタテインメント映画や小説で時間をつぶしたり…というリラックス法だ。

受動的リラックスの問題は、「精神の働きを鈍らせてしまう」ことだ。

そのため、受動的リラックスのあとは、仕事に戻っても頭がうまく働かず、十分能力を発揮することもできない。

ヘンリー・フォードは言った。

「もっとも大変な仕事は考えることだ。だから、ほとんどの人は考えない。」

考えることとリラックス活動を結びつけるテクニックは、私たちの人生を最高に豊かにするための秘訣だ。

これができれば、あなたは人生というゲームに受動的に参加する観客から、自発的に参加するプレーヤーになれる。