27. 1日2回、したくないことをする

「意志の力」という言葉を聞くと、多くの人は何か罰を受けるかのような気持ちになる。

意志の力を鍛えることは、ネガティブな印象があり、どうも熱心になれないのだ。

「第二の聖書」と呼ばれる本「魔法の糸」の著者、ウィリアム・ベネットは、「規律(discipline)」の語源は「弟子(disciple)」という言葉だと言っている。

つまり、シンプルに言えば、自分を律するということは「自分で自分の弟子になる」ということなのだ。「自分は誰の弟子でもない、自分自身の弟子なのだ」と決めてしまえば、人生はおもしろくなる。強くなったように感じ、自分を尊敬できるようになるかもしれない。

哲学者で心理学者のウィリアム・ジェームズは、意志の力を鍛えるために、1日に少なくとも2回、したくないことをすることを勧めている。

ウェイトリフティングをする人にとって、痛みは成功だ。

簡単に持ち上げられるウェイトでトレーニングしていても、筋肉痛にはならない。筋肉痛にならなければ、筋肉は太く強くはならない。簡単には持ち上げられない重さのウェイトを使うことで、筋肉は痛み、より強くすることができる。

だから彼らにとって、痛みはネガティブな言葉ではない。「痛みは成功である」という思考回路ができ上がっているからだ。

言葉には力がある。だから、自分の成長につながるような言葉を意識的に選び、それがあなたにとってよい意味を持つような思考回路をつくらなければならない。