12. テレビの時間を減らす

私の弟は、以前Tシャツの店を経営していた。店でもっとも人気のあったデザインは「テレビを殺せ」と書いてあるTシャツだった。テレビが爆破されるイラストも入っている。私も1着購入した。

Tシャツの文句は過激だが、たしかに、テレビを消せば人生を変えることができる。テレビを見すぎていることを自覚しているのなら、自分にこうたずねてみよう。

「画面の向こう側とこちら側。自分はどちらで人生を生きたいだろうか?」

画面の中の登場人物は、決してテレビを長い時間眺めたりせず、「自分の人生を生きる」という選択をしている。そしてあなたは、彼らが楽しむのをただ見ている。

彼らはそれでお金を稼ぎ、あなたのところには一銭も入らない。

テレビを消すというのは、自分の人生に夢中になる第一歩なのだ。

まずは1週間に1日、テレビをつけない夜をつくることから始めてみよう。やる気を出すためには、テレビと本のどちらが役に立つだろうか?

一ヶ月に見たテレビを思いだしてみよう。その番組は、あなたの精神にどのくらいの刺激を与えただろうか?そして次に、1ヶ月前に読んだ本を思いだし、同じようにどのくらい刺激になったか考えてみてほしい。

伝説のコメディアン、マルクス兄弟のグルーチョ・マルクスはこう言っている。

「テレビはとても勉強になるよ。誰かがテレビをつけるたびに、他の部屋に行って本を読むからね。」