バイオフィードバック療法・ストレス緩和


バイオフィードバック療法・ストレス緩和

生活習慣の乱れやストレスなどで自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスが崩れます。その状態が長く続くと、うつ病などの精神症状や自律神経失調症などの身体症状が現れるようになります。心身の状態を改善するためには自律神経のバランスを整える必要がありますが、その方法の一つに「バイオフィードバック療法」という治療法があります。

「バイオフィードバック」とは、心拍や脳波などの生理活動の状態を特殊な計測器で測定し、その測定結果をグラフや音などで被験者に伝え返す(フィードバックする)という方法の総称です。たとえば、病院で目にする心臓の動きを可視化する心電図のグラフや音は、本人が自分の状態を知ることができるという点でバイオフィードバックに近いものといえるでしょう。

バイオフィードバックをとおして、自分が主観的に感じている体の感覚と、計測器による客観的な身体の状態を照らし合わせることができ、「どういう感覚でいるときが『安定した状態』なのか」「どうすればその『安定した状態』を保てるか」を感覚的、直感的に理解できるようになります。

「心と体の心地よい状態」を意識的に保てるようになること、そして「気分の落ち込みやイライラなどの感情をコントロールすること」がバイオフィードバックの最終目標です。バイオフィードバックは、近年多くの病院で導入され、自然治癒力を引き出し、副作用なく心身の様々な病気を改善する療法として注目されています。